無添加住宅は「食べられる家」
無添加住宅の特徴は何と言っても「健康に良い」ところです。
無添加住宅では、接着剤に「米のり」を使っていて、合成接着剤のような化学物質を含んでいないため、シックハウス症候群の方にも効果を発揮するようです。
米のりというと、接着する力が弱いのでは?とか、いろいろ不安にもなりますよね(正直僕もその点は不安でした)。
ただ、無添加住宅を話を聞いていると、強度は木工用の合成接着剤と同等の強さがあり、耐久性もあるだとか。
確かに人間でも食べられるような接着剤を使用していると、虫にも好まれるのは誰もが思うところでしょう。いくら体にいいものを使ったからといって、虫に家が食べられては意味がありません。そこで、「塩」を使うことで、害虫が寄らず、また、カビにも強いことを発見して応用しているようです。ここもあくまで「自然素材」。無添加住宅のこだわりが感じられます。
無添加住宅の最大の特徴は「漆喰(しっくい)」の壁
無添加住宅といえば、「漆喰の壁」と言っても良いほど特徴的な部分です。
漆喰は実は昔から日本でも城の壁などに使われている非常に歴史のある壁材なのです。
漆喰の特徴(メリット)としては、
- 成分が石灰岩と同じだから、耐火性・耐久性に強い
- 漆喰は呼吸しており、部屋が湿気にくい(部屋干ししても臭くなりにくく、結露しにくい)
- 燃えてもダイオキシン等の有害物質が発生しない(ビニールクロスは発生する)
- 1箇所をバーナーで炙っても火が燃え広がらない(実験で見せてもらいました)
- 弱アルカリ性のため、カビが生えにくい
- 太陽の光で真っ白く光り輝いて見える(これは実際に見てそう思いました)
- 珪藻土とは違って、化学繊維等を混ぜなくても固まる
- 消臭効果がある(無添加住宅に住んでいる人が、部屋で焼肉をしても臭いが次の日に残らないと言っていました)
なんか、良いことばっかりじゃん!なんて思っちゃいますよね。僕はそう思ったので漆喰にしました。笑
でも一番デメリットだと思ったのは、ちょっと値段が高い!ここはお財布と要相談です。あとは壁に模様が欲しい人にはちょっと向いていないかも。。
無添加住宅はシックハウス症候群の人に効果あり
無添加住宅はシックハウス症候群の方には好まれるようです。
マンション住まいの方でも、部屋の壁紙を漆喰に塗り替えるリフォームをすることでシックハウスの症状が改善した人もいると紹介されていました。
無添加住宅の魅力は何と言っても、自然素材。僕もこれがポイントとなってこの家を建てることを決めました。