夢のマイホームを手に入れたのは良いものの、建物だけでなく庭を含めた外構工事にも結構な費用がかかってしまうものです。
外構工事を業者さんにお願いすると人件費がかかる分、当然費用が高くつきます。
僕自身も、予算が不足していたこともあり、庭の外構工事は最低限をお願いして、後からDIYする道を選びました。
庭づくりにDIYを取り入れることで、費用を抑えつつ愛着のある庭づくりを実施できました。実体験から感じたことは、庭づくりDIYはオススメできます♪(達成感もありますので)
全くの素人がはじめて作った庭づくりDIYの結果を、ぜひ見ていってください!
Contents
庭づくりを始める前の様子
我が家では予算の都合で、外構工事にあまりお金をかけられませんでした。
外構工事は後回しでも家に住むことは可能ですよね。後から少しずつ作っていくこともできるので、どうしても後回しになりがちです。
結果的に、外構工事にあまりお金をかけられず、自分でDIYをすることを決めました♪
まずは、レンガ敷きから
何もない土の庭をどんな完成形に持って行くのか?
まずは頭の中でシミュレーションします。
僕は「最低限の畑・花壇と芝生の庭」をコンセプトに庭づくりDIYを始めることにしました。
まずは、畑・花壇となるスペースを明確にするためにレンガで枠を作っていきます。
業者さん並みにしっかりやるのであれば、レンガにモルタルをつけて固定する方が頑丈です。また、レンガの隙間から草や芝生が出てくることもありません。
一方で、モルタルで固定してしまうと、場所を変えようと思った時に苦労します(やり直しが大変)。
どちらもメリットとデメリットがあるものの、僕は「穴を掘ってレンガを並べるだけ」で枠を作ることにしました(手抜き感…)。
レンガを並べるだけなら素人でも簡単です。地面にある程度の穴を掘って、レンガを並べて、最後に埋めるだけです。
我が家の庭に使ったレンガは全部で35個。値段にして3,300円程度。コスパは最高です。
家庭菜園スペースを作っていきます
壁に沿って畑スペースをつくっていきます。
まずは土をスコップでひたすら掘り起こします。
・・・と思いましたが、これが結構大変な重労働。
これを少しでも楽にするアイテムが「鍬(くわ)」です!
やっぱり土を耕すには鍬が楽です。やってみると実感することでしょう。
ひたすら土を耕して、大きな石を取り除いたら、堆肥を加えていきます。
堆肥を加えることで、土が微生物の力でフカフカになって野菜が育ちやすくなるんだとか。
最後に畝(うね)を作ろうと思いましたが、土が足りなかったので、ホームセンターに売っている野菜の培養土を追加。
できあがった結果がこんな感じです。ちゃっかり野菜を植えました。
砂利敷きを実施。かかった費用と注意すべきポイント
リビングの出窓の前は砂利スペースに。ここを砂利にした理由は明確で、「あとでウッドデッキをつけたいから」です。
ウッドデッキをつける場合は、下を砂利にしておくことをオススメします。どうしても土のままだと草がボーボーに生えてきてしまいます。
雑草防止の意味も込めて砂利を敷いておくことは有効です。また、砂利を敷くことで水捌けも良くなりますので湿気防止にもつながります(ウッドデッキの下に水溜りができていたら、湿気もあって、なんだか嫌ですよね)。
もちろん、ウッドデッキの下にコンクリートを敷くのも1つの手ですが、DIYでコンクリートを敷くのはさすがに敷居が高いので、比較的安価な砂利で対応することにしました。
砂利を敷くにあたって、オススメしたいのが、砂利の下に防草シートを敷いておくことです。砂利を敷いても、その下が土であれば砂利の間から草が生えてきます。さらに、雨などの圧がかかることにより、少しずつ砂利が地面に埋まっていきます(砂利の追加は面倒)。
結果として防草シートを敷いておく方が後々の手間が楽になると思ったので、防草シートを敷くことにしました。
防草シートにかかった費用は約5,000円。少し良いものを使ったので高くつきました(安いものと比較すると、値段が倍以上変わってきます)。
生垣づくりをしたよ。オススメのオウゴンマサキ
道路から庭が丸見えだったので、生垣を作ることに。
フェンスを立てても良かったのですが、生垣の方が雰囲気が出ると思ったので挑戦してみました♪結果的に、生垣にして良かったと思います(落ち葉の掃除は少し大変ですが)。
生垣づくりもそんなに難しいことはありません。
まずは、スコップで穴を掘って、生垣用の木を穴に埋めていく作業です。
掘った場所の土が粘土質など、植木が育ちにくそうな環境であれば、堆肥などを入れることをオススメします。
掘った穴に生垣用の木を30センチ間隔で植えつけていきます。
最後に、埋め戻して固定すれば完成です。
我が家で生垣に利用した植木は「オウゴンマサキ」です。新芽が黄金色に輝く、なんとも雰囲気のある木です。生垣にも相性が良いのでオススメです♪
生垣づくりの情報をまとめておきます。
使った植木 | オウゴンマサキ(1.5メートル 露地苗)×12本 |
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生垣の長さ | 約4メートル |
穴の大きさ | 根鉢約25センチが入る大きさ(直径約30センチ、深さ20センチ程度) |
生垣の値段 | 52,800円(税込) |
購入サイト | トオヤマグリーン(通販) |
最後に芝生を敷きました
庭づくりの締めくくりは芝張りです。
今回は「姫高麗芝(ヒメコウライシバ)」を使用しました(近くのホームセンターに売っていたので)。
芝生を敷く前に軽く土をほぐして、芝生用の土を軽く敷きます。この土は予算に余裕があればしっかり敷いた方が芝の成長が良くなると思うのですが、土の値段もバカにならないので少しケチって薄く敷きました(本当は、土を入れて、ほぐして、しっかり準備をした方が良いようです)。
芝生をテキトーに並べてから、最後に芝生と芝生の間に目土を入れていくと完成です。
目土を入れることで、隙間からも根が生えてきて横にも芝生が広がってくれるそうです。
かかった費用の総額は?!
今回の庭づくりでかかった費用の総額は、以下のとおりです。
項目 | 数量 | 金額(円) |
畑の培養土 | 100L | 3,400円 |
堆肥 | 400L(40Lⅹ10袋) | 6,500円 |
防草シート | 2セット | 4,800円 |
鍬(ステンレス) | 1本 | 1,600円 |
姫高麗芝 | 16セット(1束9枚入り) | 12,700円 |
芝生の目土 | 126L | 3,100円 |
芝張り用の土 | 70L | 3,000円 |
砂利 | 660Kg(20Kg×33袋) | 9,800円 |
マーブルストーン(色砂利) | 60Kg(15Kg×4袋) | 2,000円 |
レンガ | 35個 | 3,300円 |
生垣用苗(オウゴンマサキ) | 12本 | 52,800円 |
杭(生垣固定用) | 3本 | 2,400円 |
合計 | 105,400円 |
生垣を少し大きめサイズを選んだので高くついた感じはしますが、全体としては費用は抑えられたのではないかと思います。
特に芝生に関しては、かかった費用は、約25㎡で2万円ほど。
一部業者さんに芝張りをしてもらいましたが、かかった費用は、約50㎡で約15万円。
もちろん、業者さんでやってもらった方が綺麗には仕上がりますが、やっぱり値段が全然違いますね。自分で敷くとコスパが良いです(出来上がりの保証はできませんが笑)。
良かったら参考にしてみてください。