これから注文住宅を建てる方にとって、間取りや収納スペースの確保は非常に重要なポイントとなってきますよね。
我が家では、キッチンは造作で作ってもらいました。
造作とは、すなわちオーダーメイドなので好きな設計にできますが、予算の都合上、諦めないといけない部分もでてきてしまいます。
今回は、我が家がオーダーメイドで作ってもらったキッチンに関して、後悔ポイントとなった「収納」に関してお伝えしたいと思います。
この記事を見ていただいて、ぜひ失敗のない素敵な家づくりに励んでくださいね。
我が家の造作キッチンは背面に収納を造作
まずは、我が家の出来上がったキッチンの写真を見てください。
アイランドキッチンの背面には、収納棚を取り付けています。
この収納棚はすべて開きドアになっています。
収納スペース自体は十分にあるのですが、使い始めて気づいた欠点もあります。
やっぱり必要なのは「引き出し」だが…
キッチンの収納スペースには、通常「引き出し収納」を取り付けることが多いでしょう。
なぜなら、箸やスプーンなどを取り出しやすいからです。
当たり前のことのようですが、(当たり前すぎて)気にしていませんでした。
その結果、我が家のキッチン収納には、箸などを収納する引き出しがありません。
これが失敗の始まりです。。
造作キッチンの場合、引き出しをつけた方が費用が高くなります。
その理由は簡単で、取り付け作業の手間と材料が多く必要になるからです。
我が家の写真にあるような開きドアが一番コストを抑えられるようです。
我が家のキッチンは「無垢材」で作ることにこだわった結果、費用が高くついています。
その代償として、少し使いにくくなってしまいました(引き出しがないので)。
費用を追加で負担できる余裕があれば、当然引き出しをつけて理想のキッチン収納を作ることもできることでしょう。
長い目で使い勝手を考えると、もっとこだわって引き出しをつけた方がよかったのかもしれませんが、一応、引き出しがなくても収納はできるので我慢はできます。
使い勝手の良さと予算と見た目を天秤にかけた結果、このような選択となりました。
最終的にキッチンにかかった費用は、約98万円でした(引き出し収納を当初の見積金額は約100万円)。
引き出しをつけてもう少しこだわっても良かったのかなぁ?とも思いながら、少し後悔です。
しかし、限られた予算の中でこだわった部分も当然あります。
最もキッチンでこだわったのは、石天板のアイランドキッチンスタイル。
これは高級感もあり、大満足です!
あとは、キッチンの雰囲気も大満足です。
予算と相談しつつ最適なプラン設計を
キッチンをフルオーダーすると、200〜300万円かかることもあると聞いたので、それと比べると費用面では少し抑えることができたと思います。それなりにこだわりポイントも作れたので。
一方、今後、数十年使っていく可能性を考えると、もう少しこだわってもよかったのかなぁって感じる部分も多いです。
このあたりは実際に住み始めてから気付くことも多く、打ち合わせの際にはそこまで気になりませんでした(気にしていたのは、お金の話ばかり…泣)。
このブログを読んでくださっている皆さんも、ぜひ、「キッチン収納には引き出しが必要!」と頭の片隅に置いていただけると失敗が1つ減るかなと思います。
お願いするメーカーによって、出来上がるモノも費用も当然異なってきますが、我が家のキッチンも参考にしてもらえると嬉しいです。
このブログを見ていただいている方の中には、どの工務店(もしくはハウスメーカー)にお願いすれば、理想の家づくりを予算の範囲内で作れるかを迷われる方も多いのではないでしょうか。
例えば、「持ち家計画」のようなサイトを利用すれば、お探しの地域で活動している複数のハウスメーカーや工務店に対して、まとめて資料請求をすることも可能です。