住宅を建てられる方(もしくは建てることを決めた方)の多くが経験するイベントが地鎮祭です。
何度も家を建てる人はほとんどいないことから、ほとんどの人は地鎮祭を経験するのは人生に1度きりですよね(多くても数回程度?)
地鎮祭を経験したことがない方は「どんな服装で行けば良いんだろう?」とか「どんな準備が必要なんだろう?」とか不安になると思います。僕自身も同じく不安でした。
この記事を読んでいただくことで、地鎮祭当日のスケジュールや服装など、予習することができます。
地鎮祭(じちんさい)とは?
注文住宅を建てる場合、建物の着工前に「地鎮祭(じちんさい)」という儀式が行われます。
地鎮祭とは、土木/建築工事の開始前に土地の神様をまつる儀式のことをいいます。
なので、古家付きの家を購入した場合は解体工事後、更地を購入した場合は着工前に、神主さんをお呼びしてお払いをしてもらい、工事の安全と施工主(買った人)の家内安全を祈願する祭り事をします。日程は、大安などの良い日が選ばれる場合が多く、施工会社と良く相談することをオススメします。
地鎮祭の吉日がわかるカレンダーをネットで見ることができるので、オススメです。ぜひチェックしてみてください。
基本的には雨天決行で、大型台風などの災害レベルのものでなければ、予め予定した日にとり行われることが一般的です。
地鎮祭当日のスケジュールは?
地鎮祭当日は1時間程度で終了します。実際経験しましたが、それほど長いものではありませんでした。
地鎮祭の当日は、
- 神主さんからの挨拶・説明
- 儀式(修祓_しゅばつ の儀 〜 閉式の儀)
- 建物配置の確認
- 近隣挨拶
というスケジュールでした。全体で1〜1.5時間程度でそれほど長くかかりません。
地鎮祭中の儀式の作法については、特に事前準備する必要はなく、神主さんが事前に丁寧に説明してくれます。また、最中にも都度説明してくれますので安心してOKです。
地鎮祭に必要な持ち物と費用は?
地鎮祭に必要な持ち物は、祈祷料を包んでいけば基本的にOKでした。
僕の場合は、地鎮祭に祀る果物などのお供え物や、近隣挨拶時に渡す手土産などは全て施工業者の方が用意してくれました。
祈祷料の相場は、3〜5万が相場と言われました。
祈祷料は、のし袋(ご祝儀袋)に入れて持参します。のし袋は、「蝶々結び」のものを選びましょう(何回起きても良いことについては、結びがほどける蝶々結びが良いらしいです)。
のし袋には、例えば
- 幣帛料(へいはくりょう)
- 御祈祷料(ごきとうりょう)
- 初穂料(はつほりょう)
と書いたものに、3万円〜5万円を包んで、地鎮祭終了後に神主さんへお渡ししましょう。
地鎮祭のあとに、近隣住民の方へご挨拶に伺うことが多いので、挨拶で必要なものは業者さん側で用意するのか?自分で用意しないといけないのか?はしっかりチェックしておきましょう。
地鎮祭の服装は?平服?スーツ?
地鎮祭当日の服装は、「平服」で問題ありません。
ジャージやスウェットといったラフすぎる格好でなければ、多少綺麗目な格好で行けば問題ありません。(ジーパンにポロシャツとかでも全然OKです)
業者さんに伺ったところ、ほとんどの方が平服(私服)でこられるそうです。中には、スーツでくる方もいるようですが、少数派だそうで。
一度だけ着物で来られた方がおられたそうです(気合い入ってますね)。
- 地鎮祭は、着工前に行われる儀式
- 基本的に雨天決行
- 神主さんに祈祷してもらう
- 当日は、のし袋に3〜5万円入れていこう(僕は3万円でした)
- のし袋は、「蝶々結び」で
- のし袋には、「幣帛料」or「御祈祷料」or「初穂料」でOK
- 服装は自由(私服でOK)